魚の独り言

プクプク…(つばき…)

藍原椿はなぜ「からかう」のか

藍原 椿(アイハラ ツバキ)

奏坂高校の1年生。

⊿TRiEDGE所属のLEAF属性。

12月31日生まれのAB型。

身長は153cm。

 

 

 

そんな存在と、表面上の目に見える情報や良すぎる顔、もっと言うと頭のてっぺんから爪の先まで藍原椿さんのことは大好き…………

 

でも、だからこそもっともっと内面や骨の髄まで藍原椿っていう人間を知り尽くしたいって思います。愛する女なので……

 

 

椿の「タテマエと本心」全てを知りたいけどそれは椿の尊重されるべき永遠の代名詞とも言えるので、それを暴こうとするのは冒涜になってしまうのかな。などと考えたりするので理解しすぎるところまではしなくていいかな、とも思ったりします(めんどくさい)

 

わからない部分は多少でもあった方がより魅力的に映ると思うんですよね。

いつまでも目で追い続けたくなるような、心のなかにあなたという存在がずっとあるような、そんな気持ちになる……藍原マジで俺たちオタクを惑わす罪な女〜〜〜好き〜〜〜〜〜

 

 

 

……すーぐ脱線しちゃうのよくない!

藍原椿を語るとついつい話を脱線させたり蛇行させたりしてしまうね…

魅力的すぎる女なんでね

 

 

話を戻すと、今回の記事ではタイトルの通り

 

「藍原椿はなぜ人をからかうのか」

「藍原椿にとってのからかいとはなんなのか」

 

について考えてみたり個人的な推測をしてみたり、公式のストーリーから発言を引用したりなどして椿の性格たるものを理解したい〜みたいなものを書いていこうと思います。

 

 

 

椿は同じく⊿TRiEDGEに所属する結城莉玖や高瀬梨緒を言葉でおちょくったり嘘でからかったり、ものを使ってのいたずらをよくしますね。(主に結城莉玖)

 

この記事を書く前に改めて椿が登場しているストーリーを見返してきたんですが、会話のかけあいを見ているとまあ頻繁に二人をおちょくっています。

さながら3人漫才のような雰囲気も感じられる。

 

 

 

藍原かわいいなーやっぱり⊿TRiEDGEは尊いなーみたいな感じでストーリーを見終えて、椿に関して思ったことは

 

 

・物事ははっきりと言う

・Sっ気は自然に見せかけているがそれは椿の数ある中のひとつの「タテマエ」でありキャラ付けのひとつである

・やはり友達想い

・負けず嫌い

・それでいて意外とすぐムキになる

・自分にとって不利な勝負は投げ出す

・オンゲキという競技が大好きである

・いたずら、からかいとは人と仲良くなるきっかけのひとつ?

 

 

箇条書きにするとこんな感じ。

もう少し詳しく語っていきたいと思います。

 

 

 

・物事ははっきりと言う

・Sっ気は自然に見せかけているがそれは椿の数ある中のひとつの「タテマエ」でありキャラ付けのひとつである

 

 

「負けたのは自業自得ね

本当にばかなんだから」

 

これは椿が最初に登場したストーリー、嘘とがおーとかたき討ちでの第一声です。

ASTERISMに敗北して泣いてる梨緒に対してばっさりと吐き捨てる椿。すき

 

この発言でさらに泣く梨緒を見て「泣いてる梨緒、かわいいじゃない」って言うのね?

 

 

もしも椿が本当に人を泣かせて喜ぶようなサイコドSガールだったら上記のキャラ付け説は立証されないんですが、オンゲキというなんだかんだ平和な世界(最近不穏だったりするけど)にそんなキャラクターがいるとは考えにくいので、このような友達が泣いている状況でかわいいと言えるのは椿なりのナチュラルなキャラ付けということとします。

 

なぜこんなキャラ付けをしているかというのは、やはりからかいという行為をやりやすくするためだと考えられますね。

 

これでいくとそれなら何故そもそもからかうんだ???というところに行きつきますが、それは今回のメインテーマなのでもう少し外周を語りつつもう少し温めたいと思います。

 

 

 

・やはり友達想い

 

 

なんだかんだで椿は良い子でかわいいって言われてるのはこの要素が大きい。

冷めた態度だったりあまり大きく感情が表に出ないことから見る人が見れば素っ気ないように映るかもしれないんですけど、椿はやっぱり高瀬梨緒と結城莉玖のことが大好きであることが窺えます。

 

 

ASTERISMに負けた梨緒のかたきを討つ。

最初にそう静かに力強く言い切ったのは椿でした。

 

いざという場面ではちゃんと友達のために自分も頑張る、熱くなれるっていうことのできる子。

振り幅が小さく見えるだけでいつもいつも冷めているわけじゃないところが良い。

 

 

…そんなかっこよくかたきを討つ言って負けちゃう負け犬椿もかわいい()

椿は学力高そうだけど運動とか苦手そうだしオンゲキの実力的にはどうなんでしょうね

 

 

 

・負けず嫌い

・それでいて意外とすぐムキになる

・自分にとって不利な勝負は投げ出す

 

 

この意外とも言える一面は第2章バイト編のチャプター2「ゲーセン☆チャンス!?」で明らかに。

 

ゲーセンでのバイト中に現実ではありえないトンデモ理論で集客を狙う目的でエアホッケーをする流れになるものの、3人とも初めて(梨緒はどうなんだろう…)な中で一人だけ負け続きになる椿。やっぱり運動神経はなさそう。

 

いつもそこまで熱くならず、余裕綽々に冷静を保つ椿が露骨に悔しがり、「ぐぬぬ……」とまで言わせた伝説のチャプターです。かわいいね

 

めちゃくちゃに悔しがり余裕のないレアな椿を前に莉玖と梨緒はもう一度勝負!と楽しげにエアホッケーを続けようとするのですが、当の椿は諦めたように「もういいわ」と一蹴。

 

 

負けず嫌いな故に勝てないと多少頭に血が上るものの、勝てないことがわかっていれば無闇に続けない。賢い選択とも言えるかもしれません。

 

 

 

・オンゲキという競技が大好きである

 

 

しかし、ここで終わらないのが藍原椿。

 

オンゲキでの勝負を提案し、華麗な形勢逆転を決めます。かっこいいすき

 

 

このときの椿、すごく楽しそうにオンゲキをしているように思うんです。

 

これなら勝てるという絶対的な自信すら感じられ、自分のオンゲキでやられている梨緒と莉玖を見て満足気なようすには椿のオンゲキという競技への前向きな姿勢が見て取れます。

 

 

 

・いたずら、からかいとは人と仲良くなるきっかけのひとつ?

 

 

「聖なる夜のプレゼント」第3話……

有栖が椿のからかいという行為の意味について少し核心に触れた回ですね。

 

これ、確かにこの話では椿が有栖をおちょくったことで前よりも気兼ねなく話せるようになったって言ってるんですけど……

 

・話の途中でいきなりハンバーガー味のポテチ(激辛わさび風味)を渡す

・そこに追い討ちをかけるように水と称したわさびソーダを飲ませる

 

 

オンゲキ……優しい世界すぎる…………

普通はなんなのこの子……ありえないで嫌われちゃうよ(半分ファンタジー世界観のオンゲキに現実を持ち込むのはどうかとも思うんだけど)

 

本当に仲良くなるきっかけのひとつとして人をからかったり困らせることを選んでしまう椿も超絶最強に不器用すぎてかわいいので好きではあるんですけど、ここでは単純に理由がそれだけじゃないとして考えてみます。

 

 

 

彼女にとってのからかいとは、悪く言えば人を試している行為なのではないでしょうか。

 

あまり簡単に人に心を開くことはなさそうな上に他人に媚びを売るような性格でもなく、例えるなら教室でひとり本を読んでいる高嶺の花のような、そんな女の子。

 

誰かと仲良くなるにしても、最初のきっかけは絶対に受け身なものであると推測します。自分から話しかけたりはしなさそうなので…

 

 

そうして段々と仲良くなってきた頃に、椿はここで初めてその人を少しからかってみる。

 

この意味とは、

「比較的真面目な良い子を演じているけど、私がこんなことしたらどうする?それでも貴方は私と仲良くしていてくれるのかしら?」

みたいな。

 

 

自己肯定感は低そうだし他人もなかなか信じられない。

そんな椿が、相手にとって「椿ってこんなことをする子だったの?」と思われることをすることで、人を試している。

 

それで離れていく友達ならそれまで、こんなことをしても仲良くしていてくれる人を大事にすればいい。

 

そういった本心が隠れているのではないでしょうか。

 

 

まとめると。

藍原椿にとってのからかいとは、Sっ気属性やコミュニケーションのひとつというタテマエの傍らで、人間に対しての不信感を払いたいために、信じてみたい人間をちゃんと信じられるようにせずにはいられない臆病な本心の表れであると考えました。

 

 

なんか真面目に考察した。

 

面倒くさすぎるひねくれ者だけど藍原椿さんはかわいいよ。

いや、面倒くさすぎるひねくれ者だからこそかわいい。

 

 

久しぶりに文章がんばりました〜

拙い上に長くなりましたがここまで読んでいただきありがとうございました。

 

おわります。